塾長ブログ

7.22

今日は母の命日です。

早いもので突然の他界から6年。
さすがに今はもう死の悲しみはありません。思い出して泣くこともなくなりました。

ただ相変わらず母の夢を頻繁に見ます。生前と変わらぬ母の姿がそこにはあるのですが、最後は結局「これは夢なのだ」と気付いて目が覚めます。
寝ぼけた頭で、「そうか、もう母はいないのか」と思いを巡らす時、少しだけ寂しさを感じます。

これまでに何度か母が私にメッセージめいたことを伝えている夢を見ました。
「しゅう(弟)に車の事故に気を付けるように言って。スピードを出したらダメ。」
「おなかに気を付けなさい」
など。すぐに予防を実戦して大事には至りませんでした(お腹はすでに胃炎が進行していましたが…)。
あまり書くと気味悪がられるので敢えて深くは語りませんが、私は小学生の頃から霊感(第六感)が強く、特に霊夢(意味のある夢)をよく見るのです。なので、「受信感度」が人より良いのでしょう。

話は変わって…。
母が亡くなる1ヶ月ほど前のこと。
ゆーの散歩をしながら、みがくに入塾したばかりの子の話を母にしました。

「不登校の生徒だけど、みがくにはいつも頑張って来てくれるんだ。」
そう言って横を歩く母を見ると、目を赤くして涙をいっぱい溜めています。
「頑張る子って、傷付きやすくて迷いやすいからね。あっけ(私のこと)、その子の側にいてやるんだよ。」と母。

会ったことがない人でも、あっけが関係している人はお母さんにとっても無関係ではない。
母はよくそう言っていました。
そんな人でした。

世の中には、「ただそこにいるだけで、他人に良い『気』を与えられる人」がいます。私もその使命を持って生まれて来たと、ある神主さんに言われたことがあります。そんな私の何十倍も、母は明るい気を周囲に与えられる人でした。

母が亡くなって6年。
無宗教の私ですが、1つだけはっきり言えることがあります。
「死=終わり」 ではないということです。

母は私たちの中で今でも生きています。


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