塾長ブログ

札幌開成が中高一貫校に!

ついに新聞で発表されましたね。

道内の塾業界の間では、数年前から周知の事実でした。

北海道の公立では登別明日(あけび)に続いて、2校目の開校。

中・高一貫教育は、教育上多くのメリットがあるのに加えて、もともと開成高校は札幌でも有数の進学校であること。公立(市立)なので授業料もかからないことから、受験生が殺到することが予想されます。


試験は適性検査と作文、面接がメイン。

ちなみに、中高一貫校の「適性検査」とはこういうものです。

■文章を深く読み取り、その内容を的確にとらえて、課題に対して決められた字数で表現する力、自己の思考や判断を加え、論理的に説明する力をみる。(Ⅹ校・適性検査45分)


1、資料を比較分析し、その結果を文章にする力をみる。 条件や資料から、自然現象を科学的に考察する力や課題を解決する力をみる。
2、資料から法則性を見いだし、数理的な規則性について表現する力をみる。 資料から、社会変化を多面的にとらえる力をみる。
3、資料に基づいて自然現象とデータとの関係をとらえて自然現象を考察し、良否の判断力をみる。 条件のもとで課題を解決し、他者に分かりやすく表現する力をみる。(Y校・適性検査45分)


■文章を深く読み取って、主人公の心情(気持ち)を理解する力、自分の考えをわかりやすく相手に伝える力をみる。
2、自分の考えや意見を明確かつ論理的に表現する力をみる。(Z校・適性検査45分)

算数とか社会などの単教科を超えて、「総合的な学力」を判定するテストが適性検査です。

データを分析して、そこから導かれる現状や未来予想を思考する。

そしてそれを文章にしてわかりやすく的確に伝える。

…まさに、「国語力」がベースになった問題ばかり。

受験科目である「作文」はもちろん、「本物の国語力」が問われるのが、中高一貫の入試問題なのです。(というか、試験というものは本来そうあるべきだと思います)

この札幌開成中・高等学校は、2015年開校予定なので、スムーズにいけば現在の小学2年生以下の生徒は受験できることになりますね。



国語塾みがくでは、もちろん「本物の国語力」を養成するための学習塾です。

どこかの学校の試験対策…というよりも、「社会に出ても通用する、人間力をも含めた国語力の養成」を目標に掲げた国語専門塾です。

現在、広告は一切出していませんが、常時「無料体験」は受け付けています。

お子様の学習についてのご相談にも乗らせて頂きますので、お気軽にご連絡くださいね音譜


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