塾長ブログ

客観的と主観的。

今週から「カード作文」を指導しています。

カードの絵を見て、「客観的なことがら」と「主観的なことがら」を分けながら質問に答えていく学習です。

主観と客観。小学校低学年の生徒にもわかるように説明したあとは、実際に演習を重ねて二つの考え方を理解してもらいます。

物事を細かく観察したり、論理的に考えるのが得意な子(理数系に多い)は「客観的なことがら」を書くのが、
カードの絵から想像力を働かせて、様々に思い描く力がある子(文系に多い)は「主観的なことがら」を書くのが、それぞれ得意な傾向にあります。

国語はこのどちらの考え方も使う教科。
例えば、感想文を書くときには「自分はどう思ったのか」などの「主観的なことがら」をしっかり表現しなければなりません。
あらすじを書くときには逆に「客観的なことがら(ストーリー)」を論理的に説明する必要があります。自分の意見を差し挟むと読み手が混乱するからです。
小論文はどちらもバランス良く理路整然と書く作文と言えるでしょう。

この客観と主観という考え方が身に付くと、国語の力がグンと上がります。
それは間違いありません。


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