この年になっても、よく父と喧嘩をします。喧嘩と言っても小さなことなんですよ。
「塩分が強すぎるから気を付けて」
「旨くないものは食えん!」
「早死にしたいの?」
「俺の体のことは放っておいてくれ」
「放っておけるわけがないでしょ!」
とまあ、こんな感じの言い合いが日常茶飯事なわけです。
喧嘩をすると、雰囲気は険悪になるし、どんなに正論を言っているつもりでもどこか後ろめたいような…そんな気持ちになりますよね。
自己満足なのか、相手への愛情なのか。
自分でもたまに自信がなくなることもあったりして。
ただ、お互いそこに「情」があるからこそ喧嘩ができるのだと思います。
言い合いをしても、思いのベクトルがちゃんと相手に向かっているうちは大丈夫。
私はそう信じています。