塾長ブログ

ずらい、づらい どっち?

●歩きずらい
●歩きづらい

さて、どちらが正しい言い方でしょう?
今回の日本語検定7級でも出題されましたが、結構間違えて使っている生徒がいるのですよ。

正解は、「歩きづらい」のほうですね。
歩きづらいは、「歩き」と「つら(辛)い」がくっついてできた言葉です。
歩くのがツラい→歩きづらい、
と言うわけです。

このような言葉は意外と多くて、
話しづらい、取りづらい、書きづらい、行きづらい、打ちづらい、乗りづらい……
など身近なところでも沢山あります。

ところで、
★話しづらい
★話しにくい
似たような表現ですが、両者の違いはおわかりでしょうか?

「づらい」は、主観的・心理的表現
「にくい」は、客観的・物理的表現
と言われています。

例で言うと、
★話しづらい→『何となく、気持ち的にあの人と話すのはちょっとね…。』

★話しにくい→『ここは周りがガヤガヤうるさくて声がよく聞こえないわ!』

というようなシチュエーションでそれぞれ使います(すみません、わかりにくいかな汗?)。

日本語の世界はやっぱり奥が深いですね。


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