今日は今週みがく生が学習している「つまり」という接続詞についてお話しします。
「つまり」は「詰まり」です。
これ以上は話を長くしないで、話を「詰まらせます(止めます)」という合図の接続詞が「つまり」です。
公式で考えてみましょう。
AつまりB
という文章において、(極端な言い方をすると)Aの部分は具体的にダラダラ書いているイメージ。BはAの内容をビシッと簡潔にまとめて短く説明しているイメージです。
そして、AとBはイコールの関係となります。
例えばこんな感じです。
★例 我が家のハムスターが好んで食べるのは、ピーナッツやアーモンド、カシューナッツ、つまり種実類だ。
ピーナッツやアーモンド、カシューナッツの部分がA、
種実類だ、の部分がBです。
具体的にピーナッツ、アーモンド…と長々と書き連ねているのを、「つまり」以下では種実類と簡潔に言い表しています。
そして、A=B
ピーナッツ、アーモンド、カシューナッツ=種実類
の関係が成り立ちます。
これが「つまり」の一般的な使い方です。
またまたわかりやすく極論を言うと、
●A=B
●BはAより簡潔。文字量も少ない。
●Aは具体的、Bは抽象的な内容表現。
だらだらした長い説明をわかりやすく言い換える、つまり簡潔に表現するのが、この接続詞の役割なのです。