塾長ブログ

丁寧さんvsズボラさん

今週まで「コボちゃん」作文を学習しています。

想像力と論理的思考力の両面が必要な学習なので、中には難しく感じる子もいるようです。ただ、2週目ともなると、コツを掴んできてオチをしっかり理解できる生徒が増えてきました。子どもたちはさすがに柔らかアタマですよね。

その反面、慣れてきて手を抜き始める子も出てきます。「習った漢字を使って文章を書くこと」「各コマの説明は詳しく具体的に書くこと」と説明プリントにも明記しているのですが、それでも油断をすると雑に書いて持ってくるのです。例えば、主要な登場人物の言動は全て説明しましょうというルールなのに、「お母さんが話している。」などと、曖昧で不明瞭なことを書いて、しれっと持ってくる子もいます(笑)。

一方で、登場人物たちの言葉や行動をこと細やかに説明できる生徒も。その説明文を読んだら、コマのイラストが鮮明にイメージできるぐらいのレベルです。

この両者の差が面白いぐらいに国語力やコミュニケーション力に反映されます。

面倒だからと説明を省いたり、大雑把に表現したりすると、大事なことが相手に伝わりません。問題文を読む時も「雑読み」になってしまい、要点を掴み損ねる恐れもあります。いつもお伝えしていますが、「雑」「大雑把」「ズボラ」は国語の大敵なのです。

みがくの学習を通じて、少しずつその性質を改善していくのが指導目標の一つでもあります。

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