塾長ブログ

心情語彙を増やしていこう

今日は11月1回目の読み聞かせの日。

今日の教材本(プレゼント本)は「ゆびたこ」。指しゃぶりの癖を持つ女の子と、その女の子の指に突然現れた「ゆびたこ」のお話です。

古来から、身体の一部が異形化する怪奇譚が伝承されてきました。不気味で薄気味悪いことは間違いないのですが、子どもの想像力を大いに刺激することは間違いありません。特に、ゆびしゃぶりや爪噛みなどの癖がある子にお勧めの一冊です。

「もしも、ゆびたこができたらどうする?」「この時の女の子はどんな気持ちだったと思う?」などと、子どもたちと沢山の会話をしながら読み進めました。

個人差はありますが、3〜5歳の語彙数は一般的に1000〜2500語程度だと言われています。会話として活用できる言葉はまだ少ないのですが、気持ちを表す心情語彙をなるべく多く獲得することをお勧めします。自分や相手の気持ちを言葉で表すことができるようになれば、より「伝わる」ようになります。自分の気持ちを上手く伝えられない、相手の気持ちがわからないという状態にならないためにも、幼児期から気持ち言葉(嬉しい•悔しいなど)をたくさん覚えて、日常会話でも使うようにすると良いですよ。そのためには、ご家族が積極的に自分の気持ちをお子さんに伝えることが大切です。「お母さんは寂しいよ。なぜかと言うとね…」などと声に出して伝えるのです。その手間がお子さんの言葉や心の発達に繋がります。

 

さて、知育創作の時間では、「私だけのポーチ」とアロマフラワー作りを行いました。

今日はお休みの子がいて寂しかったのですが、次回はみんな揃って楽しく学びましょう。

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