本日、大通校にて「みがくゼミ〜ミニ落語会」を開催しました。ゲストとしてお招きしたのは、落語家の春風亭いっ休さんと、桂枝平さんのお2人です。
⭐️春風亭いっ休さん
北海道札幌市出身。京都大学在学中に落語研究会に入会したことで落語家への道を目指す。2018年2月、笑点メンバーとしてお馴染みの春風亭一之輔に入門し、3番弟子となる。2019年7月、前座となる。2023年11月、二ツ目に昇進。今年8月テレビ朝日「Qさま!!」に出演。
⭐️桂枝平さん
東京都大田区出身。2019(平成31)年3月1日 桂文生師匠に入門し、2021(令和3)年5月1日 前座となる。落語会、お笑いイベントなど出演多数。
ゼミはいっ休さんと枝平さんによる「落語解説」からスタート!落語とはどんなものなのかを簡単に教えていただいた後に、「落語の所作クイズ」を行いました。いっ休さんが何の所作をしているのかを当てるというクイズです。
いっ休さんの所作がまたお上手なのですよ。特に食べる動作!実際には無いはずの食べ物が見えるようでした。そして美味しそう(笑)。さすがプロだと感服しました。
いっ休をさんにレクチャーを受けて、生徒たちや保護者の皆様も挑戦。お見せできなくて残念ですが、みんなとても良い表情です。
楽しいレクの後は、いよいよお二人に落語を披露していただきます。まずは枝平さんから。「牛ほめ」という演目でしたが、わかりやすくて子ども受けする内容に、会場内は終始 笑いに包まれていました。中にはお腹を抱えて爆笑している子も。
次はいっ休さんの登場です。演目は「皿屋敷」。お菊さんの登場する、あの皿屋敷です。声のトーンや声色、間の取り方、抑揚…語りの妙に生徒たちも集中して聴き入っていました。
国語力の視点から見る落語の魅力は、
◾️聴く力が鍛えられること
◾️想像力が掻き立てられること
◾️話の構成やオチを理解することで論理力が養われること
◾️知らない言葉を話の流れから類推する力が身につくこと
など。今日は初めて落語を聞いた子も多かったと思います。「落語ってこんなに面白いんだ!」「落語って奥深い!」と1人でも多くの子達に思ってもらえたら良いな。
最後は、「インタビュー体験」を行いました。記者のようにいっ休さん、枝平さんに質問をして、その返答をメモしてもらう「話す&聴くトレーニング」です。
しっかりと自己紹介をしてから、質問をしてもらいました。
小学1年生であるノゾムくんの「好きなクワガタは何ですか?」という可愛らしい質問から、中学2年生のハルキくんの「ご自身の一門において他とは違う点は?」という玄人めいた質問まで、ちびっこ記者たちからの多種多様な質問に、二人とも丁寧に回答してくださいましたよ。
みがくゼミで落語会を実施するという初の試みでしたが、大成功だったのではないでしょうか。風邪が流行っているのもあって、直前キャンセルが相次いでしまったのは残念だったものの、参加した方々には満足していただけたのではないかと思います。
いっ休さん、枝平さん、スタッフの皆様、ありがとうございました。
🪭来月に時計台ホールにて「春風亭いっ休 札幌落語会」が開催されるそうです。
「みがく関係者特別割引」として、この落語会がお得な料金で観覧できます。みがく生には後日公式LINEにてご案内いたしますので、興味のある方はぜひご連絡くださいね。