塾長ブログ

生き抜くために。

どんなに勉強ができても、周囲の人とコミュニケーションが円滑に図れないと苦労します。誤解を受けたり、自分の意志を上手く伝えられなかったり。そんな状況下では自分の力を存分に発揮できないだけではなく、人間関係でトラブルを起こしてしまうこともあれば、ストレスで心身を病んでしまうことすらあります。この世の中を生き抜く上で必要な力として、体力や精神力、知力、レジリエンス(回復力)などが挙げられますが、このコミュニケーション力も負けず劣らず必要な力です。

ところが、このコミュニケーション力というのは教え育てるのがなかなか難しい力でもあります。学校では道徳の授業や学校行事を通じて、思いやりの心や協調性、対話の必要性などを繰り返し伝えていますが、それが真の意味で理解できているのか、身についているのかと言うと甚だ疑問です。コミニュケーションの方法論は教えられても、一人一人の性格、性質に合わせた指導まではなかなかできないのが現状ではないでしょうか。子どもは特に、体感•実感を伴う経験の中で会得していくもの。間違えた言動をしたらその場で正してあげるとか、相手の気持ちを察するように促して共に考えるとか…その繰り返しがコミュニケーション力へと昇華していきます。

学校は社会性を体得していく場ではありますが、学校だけにそれを託すのは間違いです。家庭でもコミュニケーション力を養うことができますし、教師ではなく親や家族にしか教えられないことも多々あります。もっと危機感を持って我が子のコミニュケーション力を育て、伸ばして欲しいと感じるのは私だけでしょうか。

国語専門塾みがくでは、演習を通して自分の意見を誤解なく伝える文章の書き方や、人の話をしっかりと聴くトレーニングなどを行っています。社会に出ても困らない国語力=コミュニケーション能力を身につけてもらうためにも、後期の学習に向けたカリキュラムを熟考しているところです。

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