言葉は時に薬のように傷を癒してくれます。私も、これまでの人生で何度も励まされたり、背中を押してもらったりしました。
落ち込んだ時、この方の言葉にも随分と救われたものです。精神科の医師であり作家の齊藤茂太さん。大正から昭和初期にかけて活躍した歌人•斎藤茂吉氏の長男(次男は北杜夫さん)としても有名な方ですよね。
茂太さんの代表的な言葉を挙げたいと思います。
⭐️ 人生に失敗がないと、人生を失敗する。
⭐️大切なのは倒れないことより、すぐ起き上がることである。
⭐️苦労から抜け出したいなら、肩の力を抜くことを覚えなさい。
⭐️あきらめないことだ。一度あきらめると習慣になる。
⭐️自分で自分をあきらめなければ、人生に「負け」はない。
⭐️「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。
⭐️大切なのは、場所を変えるのではなく、自分自身が変わること。
…どうでしょう。今の自分の心にすとんと落ちる言葉が1つはあるのではないでしょうか。こんなに簡潔明瞭で普遍的な言葉を紡ぎ出せるのは、深く人間の心に迫った所以でしょうね。