塾長ブログ

何事も気持ちの持ちよう。

先月末に2回目の手術(下肢閉塞性動脈硬化症)をした父。退院後、何故か塞ぎ込んでしまい、ずっと家に閉じこもっていたのです。大好きなパークゴルフにも行かなくなってしまい…。声にも表情にも力がなくて、軽い鬱症のようにも見えました。

 

このままではさらに足腰が弱ってしまうし、認知症などのリスクもぐんと高まります。そんな父の姿に私も気が気ではなく、毎日心配ばかりしていました。

 

ところが、今日の夕方に父から電話が。友達からどうしてもと誘われて午後からパークゴルフに行って来たこと、ホールを回っても足が全然痛くなかったこと、パーク仲間たちが「お帰り!」と父の復帰を喜んでくれたこと等、いつになく浮き浮きとした声で報告してくれたのです。

「心配していたから、明美にまず教えなくてはと思って電話したんだ。」と父。足が痛くなかったのは勿論のこと、父が元気を取り戻したことが本当に嬉しくて…。もしかしたら、気分が良いのは一時的なことかもしれません。それでも、ここ数週間の塞ぎようを知っているだけに、心の底から安堵しました。

 

家族では埋めてあげられない穴もあります。父の周りに良い仲間がいてくれることに感謝ですね。また、「病は気から」というのは迷信では決してなく、気持ちの持ちようで体調も気分も左右するのだということを実感させられました。たった数時間であれだけ元気になったのですから。

 

超がつくほど頑固者で意地っ張りで世話の焼ける父ですが、あれこれ心配できるのも生きているうち。病院に付き添ったり、心配したり、時にはバトルを繰り広げたり…そんな日々すら、慈しみながら大切に過ごしていきたいと思います。

菜々子、ひかり、ヤマトにハルナ。孫たちの成長をこれから先も見届けてもらわなきゃね。

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