塾長ブログ

落語、いかがですか?

落語を聴いてきました。いや〜、面白かった!

いっ休さんは札幌市出身の落語家。京都大学に進学後、落語研究会に入会して経験を積み、アマチュア活動をスタートさせたそうです。2018年2月、現・笑点メンバーで「日本で1番チケットが取りにくい落語家」と称される春風亭一之輔に入門し、3番弟子となりました。その後の「前座」時代を経て、昨年11月に「二ツ目」に昇進した注目の落語家さんなのです(二つ目とは、格付けの1つで、落語家には下から「前座」→「二ツ目」→「真打(しんうち)」という3つの階級がある)。

 

 

このいっ休さんとは、お互いのラジオ番組(SSKラジオ)の後枠でやり取りをさせていただいていますが、実際にお会いするのは今日が初めて。軽やかで穏やかな語りが耳にも心にも心地よく響きました。

落語は江戸に華開いた日本の伝統文化ですが、単純に噺が面白いだけではなく、奥深さを秘めた芸能でもあります。己の体ひとつで観客の前に出ていき、身振りと語りだけでその世界に引き込む。落語家は聴かせ、笑わせ、感動させるプロなのです。

今回、いっ休さんの落語を聞かせていただいて改めて思いました。これは勉強になるぞ、と。国語の指導者としてはもちろんですが、「聴く力」「想像する力」「オチを理解する力」など、子どもたちにとっても落語から学び取れることが山ほどありそうです。文語的な言い回しなど、馴染みの薄い言葉も頻繁に出てくるので、前後の文脈から類推する力も鍛えられますしね。

実は、みがく開校前の学習プランの1つに「落語で日本語リスニング」というものがあり、落語CDも何枚か購入したのですよ。教材に落とし込むことはまだできていないのですが、今年中に形にしたい。…いや、必ず形にしよう。いっ休さんの落語を聴いて、そう固く心に決めた私です。

 

 

5月にもいっ休さんの落語会があります。落語の世界にすっかり魅せられた私たち家族としては、今から楽しみでなりません。

 

春風亭いっ休 さっぽろ落語会

 

 

📕落語について知りたくて、こちらのコミックスを読み始めた私。落語をテーマにした漫画なのですが、主人公の「あかね」が落語界で勇往邁進する姿に元気をもらえます。

 

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