今日は本校での授業。
高校生数人に古文を教えました。
大学受験古文は私の専門です。
毎年、授業の最初には、古文の基本的な読み方を指導しています。
古文が読みにくい理由に、
「一文が長いものが多く、その間に突然主語が変わることがある」というのが挙げられます。
そこで私が勧めているのが、次のルールです。
●接続助詞の「を」「に」「ば」が出てきたらその後にスラッシュ(/)を入れて文章を区切ること。
特に、接続助詞の「を」と「に」の前後では主語が代わることが多いので、それも念頭に入れて解釈していきます。
ちなみに、接続助詞「て」の前後では原則的に主語は変わりません。
古文は助動詞ばかり重要視されがちですが、実は助詞もなかなか侮れません。
特に、接続助詞は読解に必要な鍵となることが多いのです。なので、しっかり記憶していないと、古文を読んでも文がつながらなかったり、文意を取り違えたりします。
と言っても、全ての助詞が受験に必要なわけではありません。頻出助詞を効率よく覚えるのが賢い方法です。
…何だか今日は専門的な話題になってしまいましたね
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