今日は娘の小学校の参観日。参観科目は家庭科で、「裁縫」に焦点を当てた授業でした。
「お母さん方にお願いがあります。波縫いや玉留めができているか、お子さんのグループの子を見てやってくださいますか」と先生。
ぎくっ。「波縫い」も「玉留め」も、もはや完全に自己流になってしまっているんですけど…。私に教えられるのかなあ。
恐る恐る、娘の席の後ろに立って様子をうかがいます。たどたどしい手つきで糸に針を通して波縫いをスタートさせる娘。チクッ。するっ。チクチクッ。するっ。一刺しごとに糸が抜けてしまいます。すかさず、結んでいない方の糸をもう少し長くしたらどうかと娘にアドバイスしました。わかった、と頷いて糸を引っ張り、再スタートです。すると、糸が長かったのか、今度はぐちゃぐちゃに絡まってしまいました。そうこうしているうちに、周りの子に大きく遅れをとる娘。冷静には振る舞っていますが、背中から焦りがひしひしと伝わってきます。おまけに最後の玉結びも、玉が遠くにできてしまいました(わかりますか?)。
その後も、気の利いたアドバイスもできず、微笑みを浮かべてただ静かに見ているだけの私…。
ダメだ、全然わかんないや。全く役に立たなくてごめん。ママも裁縫を勉強し直すから、夏休みに一緒に練習しよう。