塾長ブログ

ビビる。

ビビる。
語源は古くて平安末期まで遡ります。

合戦のとき、大勢で敵陣に攻め行く兵士たち。

その際、身に付けている鎧(よろい)同士がぶつかり合って音が鳴ります。
びんびん♪…と。

この音を聞いた敵軍。

緊張が走ります。
「…この音は!! さては、敵が近くまで来ているな。うわぁ…いよいよ戦いか。我が軍は大丈夫かなぁ…汗

「(鎧が触れあって)びんびんと音がする」ことから、「敵が攻めてくること」を指して「びんびんする」と言うようになりました。

そして、だんだん音が詰まって「びびる」と短く言うようになり、現在の「おじけづく・ひるむ・恐れる」という意味として使われるようになったのです。

国語講師の学習ブログ ~札幌発!こくごの教室-2010111410460000.jpg

ちなみにこれは…

道路に落ちていた折れ傘を、「巨大なカラス」だと思ってビビる~です。


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