今週から「体験文」の学習をしています。
指導していて感じること。
「その出来事を通して、気付いたことや新たに発見したこと」
をまとめる欄があるのですが、そこが断然埋まらないということです。
例えば、ディズニーランドに行ってきたとか、沖縄に行ってきたとか、非日常に身を置いた子でも、「気付いたことが何も無い」と言います。
そんな大袈裟なことでなくてもいいんだよ。子どもの数が異常に多かったとか、札幌よりずっと暖かかったとか…何でもいいから。
そう伝えると、思い出してようやく何か書き始めます。
そんな生徒は無感動、無関心なのかというとそうではありません。普段から、「出来事や事象から何かの気付きを得る」という意識がないからなのだと思います。
気付きは成長や進歩の親。
私はいつもそう考えています。
変わりなく見える日常にも、意識を巡らせると何かしらの気付きはあるものです。
体験文というワークを通じて、それを生徒たちに体感してもらえたらと強く思います。