今日は中秋の名月。
今年は妹宅でお月見をしました。
有難いことに毎年、義母と義父がお月見セットを用意してくれます。ただただ感謝です。
うーん。タイミングが悪かったのかな。帰路について空を見上げた時には、月は雲に隠れていて結局見えず終いでした。
そこで、西行の歌をひとつ。
いかばかり 嬉しからまし
秋の夜の 月澄む空に 雲なかりせば
あ〜あ、この雲さえ無かったら、月がもっと照り映えたのになあ。
…いう意味合いの歌です。倒置になっていますが、「…ば、〜まし」は反実仮想と言って、現実に反することを「もしも…ならば、〜ろうに」と仮想する表現。この歌の場合は、「もしも雲が無かったならば、どんなに嬉しかったろう」と訳します。
雲の合間から月がひょっこり顔を出すのも風情がありますが、雲1つない空にぽっかり浮かぶのはやはり幻想的な美しさですよね。
みがくの山田先生が昨日の月の写真を送ってくれたのでお借りします。
子ども会の会長さんから鮮やかな鬼灯をいただきました。毎年ありがとうございます!