今、国語塾みがくの生徒たちは、「新聞で国語学習」という課題に取り組んでいます。
手順の概要は次の通り。
①興味を持った記事を書写して、意味がはっきりわからない言葉を辞書で調べる。
…本人がわかっているつもりでも、先生に質問された時に答えられない言葉もありますよね。その時には再度、辞書を引いてもらいます。
②記事を読んで印象に残ったところを次の4項目から1~2つ選んで、理由や説明とともに書く。●おもしろかったところ ●勉強になったところ ●感動したところ ●変だな、納得いかないなと思ったところ
…文章の組み立てや言葉遣い等をチェック。読み手にわかりやすく伝わるような作文技術を指導していきます。
③記事に関するイラストや感想メモをフリースペースに書く。
…内容をしっかりイメージしてイラストで描くことは、内容の深い理解や知識の定着にも役立ちます。図工の時間ではないので、上手に絵が描けなくてもOK。一部分のイメージ的なイラストでも構いません。
④書写した記事を先生の前で音読する。
…内容のまとまりを考えてスラスラと読めるようになるまで練習。その後で読みに来てもらいます。
以上です。
「新聞書写」については、以前も書かせていただきました。興味のある方はこちらもお読み下さいね。
「新聞書写の効果」:http://ameblo.jp/kokugo-migaku/entry-10555486799.html
この新聞書写、大人でも十分に勉強になるんです。
「読む」ことと「書く」ことは密接に関係し合っています。
新聞記事は要旨がまとまっていて文章的にも整っているので、客観的な文章を書くお手本にするにはベストです。
「文章を書くのが上手になりたい!」と言う方には、この新聞書写に取り組んでみることをお勧めします
1日10分程度でもこれを日課にすると、集中力が付くのが体感できると思います。
一石二鳥ですね♪