今日の古文(書き言葉)
とく春にならなむ。
現代語訳
早く春になってほしい。
使う対象
自分と同年代の人か、年下に対して。
重要古語
とく(「ク活用」の形容詞「とし」の連用形)…早い
重要文法
●なむ(願望の終助詞)…「~てほしい」と訳す。
応用バージョン
☆ちょっと上品な感じで、控えめに言いたいとき。
とく春にならまし。
(訳:早く春にならないかしら…)
※この場合の「まし」は「ためらいの意志」(…よう、…かしら と訳す)
言葉は使わないとドンドン忘れていきます。
読むだけではなかなか定着しないので、受験生は特に日頃から古文を積極的に書くようにしましょう♪